映像の安全性を検討する上で、映像酔いなど映像の生体影響に関する国際ガイドライン作成の重要性が高まってきています。また、日本の基幹産業である映像産業を守るという観点からも、日本がリーダーシップを取って国際ガイドラインを作成する必要があります。
平成20年度には国際ガイドラインの数値化に向けた議論が本格的に進められようとしています。そこで世界に先駆けてガイドラインを検証するためのシステム開発を行うために設立されました。
「映像酔いガイドライン検証システム開発委員会」委員長 千葉 滋
(4)今後の目標
映像の大型化や高精細化はますます進むでしょう。映像酔いなど映像の生体に及ぼす影響が社会問題となる中、国際ガイドラインの策定が進められ、その規格原案の提案が平成20年度に行われようとしています。
今後は、映像関連の産業界からガイドラインを守するための具体的な手法や、さまざまな支援システムの早期開発が熱望されることになります。その第一歩として、信頼性の高い「映像酔いガイドライン検証システム」の開発を目指します。
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